21.デバスズメダイ
二日続けて同じポイントに潜ってきました。ところが、昨日撮影したツバメウオの未成魚はもういませんでした。
今日は長潮です。満潮のピークが連続的に2度続くように訪れるのですが、その潮に乗ってリーフの外に旅立っていったのかもしれません。
母親(たぶん)はおなかに玉子を持っているのか、一匹で寂しそうにして、昨日と同じ穴に佇んでいるのが印象的でした。
毎日同じポイントに潜っても、自然は同じ表情では迎えてくれません。たとえ同一個体が根付いていたとしても、その個体は日々成長をしているのですから同じシチュエーションということはないのです。何も変わらないようで、刻々とひと時たりとも休むことなく変化を継続しているのが自然なのです。
産まれて、成長して、そして子孫に情報を継続して死滅していく、大きな連続性を持った、まるでホリステイックな大河の流れの中に僕たちは生きていることを、こうして海の中で体感します。
そうして、その大河を構成する一つのパーツとして、間違いないく僕たち自身、全ての人間たちにも与えられた役割があることを、、。
それにしても、今日のデバスズメダイの動きは活発でした。枝サンゴにいつも隠れているのに、なんだか群舞を舞うようにアクティブなパフォーマンスを見せてくれました。
沖縄の海中は、今日のような晴天だと、もう春を思わせる陽気です。
[大度海岸/沖縄本島]水深2メーター/水温20度/気温21度
2003年1月12日
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